建設業者の私がSNSを使って集客すると、どういった利点がありますか?
こんな悩みを解決します。
どこよりも早くターゲットユーザーにあなたの事を知ってもらうことができます。
こんにちは、ジュンチャムです。
Google検索で上位表示できないと集客できないと思っていませんか?
もちろん、GoogleやYahoo!検索で上位にいれば、集客に有利なことは間違いありませんが、集客の方法はそれだけではありません。
現代人は複数のSNSを使って情報収集をしています。
友達との交流はTwitter、旅行先の行く場所はInstagramで決めるなど、用途によって使い分けるのが普通で、暇な時間はずっとテレビを見るように発見タブを眺めているという人も少なくありません。
ということは、ユーザーが普段使っているSNSであなたの事を見つけてもらうことができれば、どこよりも有利に話が進むと思いませんか?
そうなればあなたが個人の一人親方だろうと、副業の週末起業であっても関係ありません。
この記事を読む事でGoogleとSNSの特徴の違いがわかり、正しい運用につなげられる内容になっているので、興味のある方は是非、読んでみて下さい。
GoogleとSNSの違い
Google検索とSNS検索では調べられる情報の種類に大きな違いがあります。
Googleの検索エンジンを使って何かを調べることを『ググる』と言ったりしますが、SNSを使って何かを調べることを『タグる』(ハッシュタグ検索)と言います。
最近はそこから更に発展して、『タブる』(発見タブで見つける)が主流になりつつあります。
Google検索の特徴
まず、Google検索『ググる』です。
- 信頼性・権威性のあるメディアが上位表示される。
- 上位表示させるにはコンテンツの質が重要。
- どこの誰が書いたかわからないような個人ブログは伸びにくい。
Google検索の特徴は、客観的に正しいと思われる情報を上位表示させる仕組みという点です。
簡単にいうと、本当の事をいっているかどうかわからない匿名の個人サイトよりも所在がハッキリわかっている企業サイトをの方を優先するということですね。
その為Google検索をすると、レビュー等も含めて作り込まれた企業のwebサイトが上位を占めていて、実際に使ってみた人のレビュー記事や、今起こった最新の情報なんかは見つかりづらい仕組みになっています。
SNS検索の特徴
それに対し、SNSはフォロワーのエンゲージメント率(いいね・コメント・シェア・保存等)で人気のある投稿を判断して上位表示させる仕組みです。
ハッシュタグ検索・発見タブのどちらにしろ、短時間でたくさんの人が反応した投稿が強いということですね。
- 多くの人が反応した投稿が上位表示される。
- 一瞬で内容が理解できるコンテンツ作りが重要。
- 企業アカウントは伸びにくい。
こちらでは情報の正しさよりも、瞬発力が重視されます。
誰でも気軽に情報を発信することができるので、まさに今、話題の情報を集めるのに向いています。
SNSは基本的には仲間内で情報を共有するものなので、その輪の中に企業アカウントが入ってくると急に変なオジサンに話しかけられた時ぐらいの違和感があります。
仮に同じ内容の発信を、同じ条件で企業アカウントと個人のインフルエンサーがするなら、個人のインフルエンサーの方が圧倒的に共感を得ることができるでしょう。
情報を集める方法の使い分け
その特徴の違いもあって、私たちは無意識のうちに欲しい情報によって検索方法を使い分けています。
Google検索 | SNS |
---|---|
確かな情報がほしい時 SNSに情報がない時 | リアルな消費者の情報がほしい時 最新の情報がほしい時 |
例えば私の場合、仕事の調べ事(工事の施工手順や国土交通省の最新情報など)はGoogle検索でしますし、マイホームを建てる時はInstagramばっかり見ていました。
サッカー日本代表の試合を見ている時はTwitterをしています。
欲しい情報の種類によって、一番適した方法で検索しているのが現代人といって良いでしょう。
Google検索を使う場面
Google検索をする時は、絶対に間違えてはいけない確かな情報が欲しい時です。
先程例に出した仕事関係の内容や、医療福祉、政治経済関係、法律関係のような、お金・人生に関わる事や専門的な知識が欲しい時は、Google検索を使うことが多いですね。
その他は、『今、この会社のこの商品を買う‼』みたいに決まっている時もGoogle検索を使います。
建設業で言うなら『○○エクステリアでカーポートを買う』みたいな場面ですね。
この場面でTwitterを開く人はいないでしょう。
SNSを使う場面
それは何故かというと、SNSというのは、もっとフワッとした意図で使うものだからなんですよね。
「外構工事をしたいけど、どんなイメージにしようかな?」とか「自分の家に合った玄関アプローチはどんなだろう?」みたいに悩んでいる場面です。
そんな時、Google検索で近所の外構屋・エクステリアショップのホームページを虱潰しに見るよりも、SNS(この場合はInstagram)で外構工事について発信している人をフォローしまくる方が旬の情報を得ることができます。
建設業の集客にSNSを使うメリット
建設業の集客にSNSを使うメリットは、どこよりも早くターゲットユーザーにあなたの事をアピールできることですね。
- SNSでイメージを膨らませる。
- イメージ通りに施工できそうな会社を探す。
- 候補の中から1社に絞る。
- 契約する。
工事を頼もうとする人はこの流れで動きますが、この中でも早い段階(施工会社探しを始める①~②の間)にあなたの存在を知ってもらえる可能性があります。
『○○市+工種』等の複合キーワードで上位表示させておくことで確率が上がります。
SNSのデメリット
SNS単体での成約は難しい
SNSのデメリットは、単体ではほぼ成約しないことですね。
どんなに小さな工事であっても、SNSのメッセージのやり取りだけで工事を受注するようなことはありません。
理由はSNSを見た方からすれば、あなたにはどんな能力があって何ができるのかが未知数だからです。
完成されたwebサイトを作り、そこから問い合わせをしてもらうようにするのが良いでしょう。
運営の手間がとられる
SNSの運営は手間がかかります。
SNSを使って集客をしようと思うと、定期的に投稿をするだけでなく、絶えず他ユーザーと交流をする必要があります。
上手く運営することができていても数か月の間、投稿や交流をやめるとほとんど効果がなくなってしまうのがSNSの特徴ですね。
炎上のリスクがある
SNSは、手軽に投稿ができるという良い点はありますが、その発言には責任をもたなければなりません。
- 相手を不快にさせる発言
- ウソ・間違った情報
- 特定の物・商品に対して否定的な発言
上記のような内容の発言はしないようにし、自分の魅力を最大限に伝えられるようなアカウント運用をするように心がけましょう。
SNS集客は個人アカウントが有利?
この記事の前半にも触れたのですが、仮に同じ内容の発信を、同じ条件で企業アカウントと個人のインフルエンサーがするなら、個人のインフルエンサーの方が多くの共感を集めることができます。
- 利用者がリアルな声を求めている。
- 身近な距離感で接することができる。
利用者がリアルな声を求めている
SNSを使って情報収集をしている人の多くが求めているのは、Google検索等の検索エンジン経由で得られる企業によって作り込まれた情報ではなく、個人としてのリアルな意見や感想なんですよね。
逆に企業感を全面に押し出した企業は伸び悩んでいる印象があります。
そのことを理解して、職人や設計士がInstagram上でインフルエンサーとして振る舞い、そのアカウントに会社のホームページリンクを貼るといった運用をしている企業も増えてきているのがSNSのおもしろいところです。
まとめ
最後に、おさらいです。
SNSを使うことで、どこよりも早くユーザーにあなたの事を知ってもらうことが出来ます。
- Google検索とSNSでは調べられる情報の種類が違う。
- 建設業の場合、ユーザーが先に見るのはSNS(Instagram)。
- SNSでは企業よりも個人が発信するアカウントの方が伸びやすい。
- ユーザーがGoogle検索に行く前に契約するべし。
以上です。
具体的な方法は、当サイトのトップページか、こちらの記事を見てください。
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